2025年11月15日土曜日

Windows11の超遅いスタートアップを解消する方法

 Windows11のスタートアップが起動するのが何故かめちゃくちゃ遅いです。

PCが起動しているのに、スタートアップが動き出すまで1~2分待たされます。

爆速起動する方法が解ったのでブログります。


先にまとめると、

「タスクスケジューラにて、ログオン時設定で、バッチを指定する」

だけです。


Windowsの検索で、「タスクスケジューラ」と入力し、起動します。


「操作」→「基本タスクの作成」→「名前」

にて、解りやすい名前を付けます。

例:mymybat

「次へ」を押し、「トリガー」→「ログオン時」→「次へ」

「操作」は「プログラムの開始」で「次へ」

プログラムを選ぶ所まで行ったら、一旦置いておき、エクスプローラーを開きます。


どこでもいいので、解りやすい場所に移動し、

「右クリック」→「新規作成」→「テキストドキュメント」でテキストファイルを作ります。

新規 テキスト ドキュメント.txt

が出来るので、~.bat に改名します。

例:start.bat

そのファイルを右クリックし、「メモ帳で編集」を選んで、起動したいファイルを書いていきます。

━━━━━

例:

@rem クロームを起動

cd /d "C:\Program Files\Google\Chrome\Application\"

start .\chrome.exe


@rem iTunesを起動

cd /d "C:\Program Files\iTunes\"

start .\iTunes.exe


@rem OneNoteを起動

cd /d "C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16\"

start .\ONENOTE.EXE


@rem Thunderbirdを起動

cd /d "C:\Program Files\Mozilla Thunderbird\"

start .\thunderbird.exe

━━━━━
保存します。

基本的に、

C:\Users\[ログオンユーザー名]\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup

に入っているexeファイルを書けば同じ挙動になります。

StartUpにはショートカットが入っているので、右クリックをして、「ファイルの場所を開く」でexeファイルの場所が解ります。

*exeファイルとはソフトウェア実行ファイルです。


開いていた タスクスケジューラ に戻り、「プログラム/スクリプト」の横の「参照」から

先程作成した、「start.bat」を選びます。

「次へ」→「完了」で完了です!


PCを再起動して、起動後直ぐにstart.batが動くので、そこに書いたexeファイルが爆速起動します。

暫く使ってみて問題が無いようなら、

C:\Users\[ログオンユーザー名]\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup

内の不要なショートカットは削除して下さい。


以降の追加/削除はタスクスケジューラを変更しなくても、バッチを書き換えるだけで、追加したり削除したり出来るので便利です。

2024年1月8日月曜日

KuickerKuicker:Windowsのランチャーソフトを作ったので公開します!

昔から色々なランチャーを使用してきましたが、

お気に入りの更新が止まり、Windowsやアンチウイルスソフトからの警告が出て、

起動できない or 警告が毎回出るようになり、悲しみに浸っておりました。

普段ゲーム作りが主で、余りWindowsのGUIソフトは作りませんが、重い腰を上げてみました。。。


ソフト名:KuickerKuicker(クィッカークィッカー)

対応OS:Windows10 / 11

配布形式:フリーウェア


Windows10とWindows11で使える、フリーのランチャーツールです。

キーボードの[無変換]キーに割り当ててワンプッシュ起動し、

(日本語キーボード以外は[右Ctrlキー]に割り当て、設定にて変更可能です)

登録したフォルダーやコマンドにて、直ぐに該当フォルダーやソフトやデータやURLを起動出来ます!

(データの場合は関連付けられたソフトで開き、URLの場合はブラウザーで開きます)


効率化優先で作ったので、速度も容量も軽量だと思います。

ネットは一切使わず、レジストリーも未使用、セーブもインストールフォルダーにするので他のフォルダーは変更しません。

簡易メモ機能も追加しました。

詳細は、ダウンロード後のこちらの取扱説明書(取説)を確認して下さい。

・KuickerKuicker manual.pdf


(下部のダウンロードリンク先の)zipファイルを解凍し、初回のみ

・KuickerKuicker.exe

を実行して下さい。次回からは自動で立ち上がります。



KuickerKuickerの起動した画面です








ざっくり説明

・上部分がフォルダー機能です。

 普段良く使うフォルダーを登録すると、ワンクリックのみでアクセス出来ます。

・下部分がコマンド機能です。

 よく使うソフト / データ / フォルダー / URLを登録すると、キーボードのみで素早く起動出来ます。

*登録せずともアドレス(フォルダー / データ / URL)を貼り付けてエンターを押すとエクスプローラーやソフトやブラウザーを一発起動します。





オートコンプリート機能

入力時のオートコンプリート機能、履歴のログ機能、フォルダー部分の色分け機能

等があるので、取説をご確認下さい。


日本語と大阪弁と英語に対応しています。(Japanese / Osaka dialect / English)

取説は今のところ日本語のみです。



折角作ったので配布します!無料です!使って頂けたら嬉しいです!

ダウンロードはこちらから!(アンチウイルスにて検査済み)

Ver 1.0.3.5 Free Download(ダウンロードリンク:Vector)

*OneDriveのダウンロードリンク(上記と同じ内容です)

*ダウンロードや実行時にセキュリティー発行元不明の警告が出る場合がありますが、exeのデジタル署名は取得していないので、警告は無視して進めて下さいませ。






2023年1月18日水曜日

MonoGameのススメ

 ブログが消滅して久しく経ちますが、ゲーム開発者のNeoBlogKossyと申します。

ゲーム開発が本業ではありますが、ここのブログは全てプライベートな個人開発用となっているので本業とは関係ありません。


MonoGameの日本語記事が少なく、日本で使っているの俺一人じゃね?と勘ぐりながら、メモを残せたら思ってます。


MonoGameを使っている経緯を書くと、

10年ほど前にXNAというのがありました。

Xbox360市販機でゲームが作れる!売れる!という事で、個人開発者は飛びつきました。

今のようなインディーゲーム界隈が盛んでは無かったので、

個人開発ではゲーム機ではリリース出来ない状況でした。

ゲーム開発といえば、昔も今でずっとC++が基本です。

多分今後も末永く変わらないでしょう。

XNAはC#を使います。

私は始めてC#を触る事になります。

C++コーダーなら直ぐに理解できると思います。

値型/参照型の癖さえ気をつければ。


C#を使った感想は

・ヘッダー不要、includeのクソ長い解析時間も不要

・メモリーはガベージコレクションで管理されているので開放が不要

・defineはファイル冒頭など定義箇所が限定されるので、基本は未使用となり可読性の向上

・ポインターは原則使用禁止

・クラスのフィールド変数は自動で0初期化

・.NET Frameworkなので、マルチプラットフォーム化が容易

ざっくりこんな印象でした。

C++ではバグの温床だった仕様が軒並み禁止されている印象でした。


一番大きいのは、ヘッダーが不要になった事。

ヘッダーを記載する手間ほんとに苦痛だったんですよね。俺はゲームが作りたいんだと。

XNAはMicrosoftの方針により、2014年4月に開発が終了します。

いいフレームワークだったのに残念です。

開発が終了したと言え、今も使えない訳では無いです。

Terraria は今もXNAで作り続けられてますし、

Stardew Valley は少し前までXNAだったけどMonoGameに入れ替えたとの事です。


そのXNAの後継として引き継がれたのが

MonoGame Teamが開発するMonoGameです。

2023年現在、PS5/XboxXS/Switchでもリリース可能です。

XNAで作った資産をほぼそのまま流用する事が出来ます。

流石にリビルドで一発起動!って訳には行きませんけど。

現在、Version 3.8.1.303 が最新です。

アップデート頻度はかなり低いですが、どのバージョンも概ね問題なく使えています。

コミュニティーの皆さんが非常に優しいので、質問すれば色々と教えて頂けます。

(英語ですけど、温かい)


統合環境なら、Unity / UnrealEngine を使うと思いますが、

全部コードで書きたくて、C#でコンソールのゲームが作りたい。って方はMonoGame1択だと思います。

利点/欠点はこちらの記事なども参考にしてみるといいと思います。

2Dゲームが多い印象なので、2D向けって書かれてますが、全くそんな事は無いです。

3Dゲームも完全に作成出来ます。

昔々に作った3DのRPGの試作です。

                            まぁポリゴンとマトリックスとz値さえあれば、何でも3Dで書けますよね…

まぁ何にせよMonoGameはイイネ👍。という事が伝われば我幸いです。




Windows11の超遅いスタートアップを解消する方法

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